2016/05/30
自慢の嫁が、俺の借金をお口で返してくれた2【オリジナル】
前回の話優香は、真面目な子だと思っていた。でも、ここまで真面目だとは思っていなかった。優香の強い希望で、祐介に対して本当に借金を返していくことになってしまった。
学生の頃からの、賭けビリヤード……。でも、それはゲームを盛り上げるための形だけのものだったはずだ。祐介自身も、金ならば捨てるほど持っているので、受け取るつもりなどさらさらなかったはずだ。
でも、優香はそれを許さなかった。そして、今日は2回目の返済をする事になった。
「ねぇ、本当にもう口とかはダメだからね」
俺は、情けない声で言った。前回は、手コキだけの約束だったはずが、最後に少しだけ口でして、口で受け止めてしまったらしい。その上、ゴックンまでしたと言っていた。
自分が招いたこととはいえ、俺は心底凹んでいた。でも、優香はかたくなだった。
『わかってるよ。でも、手で5万だったら、最後までしたら、10万くらいで計算してくれるのかな?』
と、優香は真面目な顔で言う。たぶん、本気なのだと思う。
「そんなの絶対にダメだって! 浮気じゃん!」
俺は、少しキレ気味に言った。
『わかってるよ。でも、圭ちゃんが悪いんじゃん。それに、圭ちゃんだって、興奮したんでしょ? この前、私が祐介さんの飲んじゃったって言った時……』
優香は、キレた俺に不満そうにそう言った。俺は、痛いところを突かれて、しどろもどろになってしまった。確かに俺は、あの時優香の言葉で興奮してしまった。自分でも、どうしてなのかはわからないが、優香が祐介の精液を飲んでしまったと聞かされて、興奮してギンギンになってしまった。
「そんなはずないじゃん! あれは、優香が握ったから固くなっただけだって!」
『へぇ、そうなんだ』
ニヤニヤしながら言う優香。俺は、優香に主導権を握られているなと感じた。
「なるべく早く終わらせなよ」
俺は、そんな弱気なことしか言えなかった。自分で招いた事とはいえ、納得できなと思う俺もいる。でも、強く止めることが出来ないのは、俺が尻に敷かれているせいだと思う。
『ねぇ、心配なら、見てみる?』
優香がにやけたような顔で言い出した。
「エッ? 見るって? なにを?」
『私が手でするところだよ』
「じょ、冗談じゃない! 見るわけないじゃん! 祐介だって、嫌がるでしょ?」
『そっか。そうだよね。あっ、だったら、隠れて見れば?』
「隠れるって、どこに?」
『そこに』
優香がクローゼットを指さして言う。
「……」
『いま、見たいって思ったでしょ』
優香がからかうように言う。俺は、図星だったので口ごもってしまった。でも、俺はリアルに想像してしまった。優香が、祐介の大きいペニス……指が回らないほどの大きなペニスをしごく姿を。そして、しごきながら、牝の顔になって祐介のペニスを見つめる優香を……。
『ふふ。決まりだね。じゃあ、早く隠れないと。靴は私が隠しとくね』
優香は楽しそうに玄関に向かった。子供みたいにはしゃいでいるが、やろうとしていることは結構えげつないと思う。
でも、俺は迷った挙げ句にクローゼットに入った。そして、扉の隙間から部屋を覗くと、思ったよりもすごくよく見えた。ベッドの上は、ほとんど全部見えている。そして、たぶんだけど、明暗差もあるのでこちらは見えないと思う。
でも、俺はここで気がついた。これでは、寝室で手コキが始まってしまうと。前回は、リビングで10分程度で終わったと言う。寝室なんかでそんなことをしてしまったら、それだけでは終わらなくなるかもしれない。そんな不安で、慌ててクローゼットを出ようと思った。でも、そのタイミングで祐介が来てしまった。
『祐介さん、早かったね! 上がって上がって!』
玄関の方で、元気いっぱいの優香の声が聞こえる。優香は、すごく嬉しそうだ。
「あれ? 圭介は?」
祐介は、少し緊張しているような声だ。それにしても、玄関の声がよく聞こえてくる。安普請なんだと思う。
『うん。もう出かけてるよ。いたら、しづらいからね』
「そ、そう。でも、もういいよ。この前のでチャラで良いんだけど」
『祐介さんには借りとか負い目を持ちたくないんだ。これからも、仲良くしたいから』
「……わかった。じゃあ、どうすればいい?」
『この前と同じでいいよ。あっ、でも、今日は寝室でするからね』
「エッ!? それは……ちょっとマズいんじゃないかな?」
さすがに引いている祐介。
『マズくないよ。リビングだと、何か気が散っちゃうんだよね。ほら、おいで!』
「わっ、ちょっと」
そんなやりとりをした後、寝室の扉が開いて2人が入ってきた。俺は、どんな事情であれ、俺達の寝室に優香が他の男といることに、もの凄く喪失感を感じていた。寝取られたわけでもないのに、優香を失ってしまったような気持ちだった。
『じゃあ、そこに座ってくれる?』
優香はそんな風に祐介を誘導して座らせた。その場所は、俺の真正面だった。優香は、チラッと俺の方を見た。そして、確かにニヤッと笑った。まるで、ベストポジションでしょ? とでも言っているような感じだ。
「なんか、悪い気がする。良いの? 寝室なんかで……」
『良いの良いの! ほら、出しちゃって! それとも、私が脱がそっか?』
「い、いいよ! 自分で脱ぐから!」
慌てて脱ぎ始める祐介。サッとズボンを脱いでしまった。すると、俺の目に飛び込んできたのは、パンツからはみ出してしまっている亀頭だった。
祐介のペニスは、たぶん太いだけではなく、長すぎるのだと思う。勃起したことで、ローライズのトランクスから、亀頭部分がニョキッとはみ出てしまっている。
『はみ出てるよ』
笑いながら指摘する優香。でも、声が微妙にうわずっている。緊張? 興奮? どちらかわからないが、優香は祐介のもっこりを凝視している感じだ。
「ゴメン。最近のパンツって、ここのところが浅いからはみ出ちゃうんだよね」
と、巨根ならではの悩みを言う祐介。俺は、どうやってもはみ出すことなどないので、羨ましい悩みだなと思った。
『じゃあ、始めるね。痛かったりしたら言ってね』
優香が祐介の隣に座って、はみ出た亀頭を指で触り始めた。
「あぁ、ヤバい。気持ち良すぎるよ」
早くもそんな声を出す祐介。
『まだ触っただけじゃん』
優香は笑いながら言う。
「優香ちゃんに触って貰えるなんて、それだけでも夢みたいだよ」
『ふふ。そんなに喜んで貰えると、なんか嬉しいかも……』
「でも、イヤじゃない? ホント、こんなことじゃなくても、ただのマッサージとかでもいいんだよ」
祐介がギンギンに勃起したペニスをさらけ出しながら言う。言葉と身体が矛盾している感じで、ちょっと笑えてしまった。優香がこんなことをしているのに笑えるなんて、俺も多少は慣れたというか、落ち着いたのかも知れない。
『イヤじゃないよ。祐介さんなら、全然イヤじゃないもん。イヤだったら、飲んだりしないよ』
にっこり笑いながら言う優香。
「そ、そうだね。この前は、ゴメンね。まさかその……口でしてくれるって思ってなくて、暴発しちゃって……」
『ふふ。ビックリしちゃったよ。急に出すんだもん』
「ゴメン! ホントにゴメンね!」
『いいよ〜。でも、飲むの初めてだったんだよ。圭ちゃんのも飲んだことなかったんだから』
優香が小悪魔の顔で言う。
「マジで!? なんか、あいつに悪い事しちゃったな……」
『気にしなくても良いよ。あの後、圭ちゃんのも飲んだから』
「あの後、エッチしたんだ……」
『うん! なんか、圭ちゃん凄く興奮しちゃって、すぐイッちゃったんだよ』
「興奮? どうして?」
『なんか、祐介さんの飲んだって聞いたら、興奮したんだ。変態なのかもね』
優香は、楽しげに言う。でも、何となく、クローゼットに隠れている俺に対して、皮肉で言っているようにも聞こえる。
「寝取られってヤツかな? 知らなかったよ。意外だな」
『ふふ。じゃあ、するね』
そう言って、優香は祐介のペニスをしごき始めた。柔らかくて、白く細い指が、太すぎるペニスに巻き付き、上下に動く。俺は、話で聞いただけと、実際に見るのでは、あまりにも違うなと思った。
言葉で聞いた時は、嫉妬も興奮もするにはしたが、今の嫉妬と興奮と比べると、半分以下だと思う。目の前で、自分の嫁が他の男のペニスをしごく姿は、ショックが大きすぎて、”これは夢なんじゃないか? 悪夢なんじゃないか?”と思うほどだ。
『本当に固いね。それに、太すぎ。祐介さんって、黒人さんの血が入ってるんだっけ?』
しごきながら、そんなことを聞く優香。
「入ってないよ! 親父も大きかったから、遺伝だと思う。でも、使う相手がいないから、宝の持ち腐れだけどね」
『もったいないね……。あっ、そ、そういう意味じゃないからね! 私は興味ないから!』
顔を真っ赤にして慌てる優香。俺は、ドキンとした。
「そうだよね。ここまで大きいと、普通引くよね。相手してくれるのは、赤ちゃん産んだ人とか、外人さんくらいだよね……」
寂しそうに言う祐介。大きすぎて悩むなんて、贅沢だ! と、叱ってやりたい。
『あっ、ゴ、ゴメンね。柔らかくなってきちゃった……』
「あ、いいよ、気にしないで。俺、メンタル弱いからさ。豆腐のメンタルだよ」
祐介は、悲しそうに笑いながら言う。
『本当にゴメンね。……祐介さん、目を閉じてくれる?』
「ん? どうして?」
『いいから……』
「わ、わかった」
そして、目を閉じた祐介。すると、チラッとクローゼットの中の俺の方を見る優香。優香の顔は、なんというか申し訳なさそうな感じだった。そして、すぐに祐介のペニスに向き直ると、ゆっくりと顔を近づけていった。俺は、焦燥感でお腹が痛くなりそうだった。優香がフェラチオしてしまう……。そう思うだけで、脂汗まで出てきそうだ。
優香は、イキなりくわえることはなかった。小さくて可愛らしい舌を突き出し、チロチロっと亀頭周りを舐め始めた。
「あっ、ゆ、優香ちゃん、ダメだって、汚いから!」
慌てて腰を動かそうとする祐介。
『ダメだよ。動いちゃダメ。目も閉じておいて。それに、汚くないよ。ボディーソープのイイ匂いがする。こうなるって、わかってたんでしょ?』
小悪魔キャラの優香が言う。普段の真面目な感じからは、こういう顔はとても想像できない。
優香の言葉に、口ごもる祐介。
『ふふ。大きくなってきた。よかった……』
ホッとしたように言う優香。祐介のペニスは、優香が軽く舐めただけで再びギンギンに勃起したようだ。
優香は、竿や玉の方まで丁寧に舌で舐めた後、大きく口を開けてペニスを口に含む。そしてすぐに、頭を動かしてフェラチオを初めた。
「あぁ、優香ちゃん……。マズいって、こんなの、あいつに悪いよ」
祐介はこんな状況でもそんなことを言う。本当に、あきれるほど良いヤツだと思う。普通なら、押し倒してやってしまっても仕方ないような状況だと思う。
『私が変なこと言ったせいだから……。興味ないなんて、嘘だよ。ホントはね、ドキドキしてるんだ……』
そんなことを言いながら、丁寧にフェラチオしていく優香。俺は、これ以上先に進んでしまうのではないかと、ハラハラしっぱなしだ。
「目開けてもいい?」
『いいよ。でも、恥ずかしいな……』
「あぁ、凄い。優香ちゃん、凄くエッチな顔してる」
祐介は、優香のフェラ顔をみてうめくように言う。
『恥ずかしいよ……』
照れくさそうに言いながら、優香はフェラチオを続けていく。
「優香ちゃん、その……。む、胸見せてくれないかな?」
しどろもどろで祐介が言う。緊張しすぎてキョドっている感じだ。
『私のなんて、垂れてて綺麗なおっぱいじゃないよ……』
優香がそんなことを言う。頭ごなしに拒否という感じではない。
「俺、生で見たことないんだ……。ダメかな? 優香ちゃんの、凄く見たい……」
『エッ? 見たことないって、彼女のとかは?』
「……いない。今まで付き合ったことない……」
『ウソっ! どうして? 祐介さんなら、いくらでも相手いるでしょ?』
ビックリして言う優香。俺もビックリしていた。大学のときも、結構モテているというか、女の子達は狙ってる感じがあった。そこそこ大きな会社の跡取り息子で、大学のときからBMWを与えられていた祐介が、ターゲットにされないはずがない。
でも、言われてみれば彼の彼女を見たことがない。
「うん。なんか、モロにお金目当てって感じると、引いちゃうんだよね……」
『そういうことか……。ていうことは、まだ童貞君なの?』