2015/10/24
見合い結婚した幼妻が男の娘だった件

主人公・山越雄太が旧姓・川村さつきと結婚したのは、初めて見合いをしてから半年後のことだった。
互いの父親が親友であり、昔から自分たちの子供を結婚させようという約束があったのだ。
しかし、当然ながらそれだけで結婚を承知するほど主人公もお人よしではない。
だが、見合い相手であるさつきを目にしたとき、可憐なその姿と優しい性格に一目惚れしてしまう。
それはどうやらさつきも同じのようで、会うたびに二人の仲は深まり、
そしてついに半年後の今日入籍を果たし、一つ屋根の下で暮らすことになったのだ。
しかし、結婚までは笑みを浮かべていたさつきの顔が、どうも暗い。
その理由がわかったのはその日の夜――つまり初夜だった。
いざ愛撫を始めれば、身体を固くするさつき。
