2019/05/01
妻が不妊治療のため、精子を競わせようと言ってきた2(ブロマガ 転載禁止)
前回の話麻友は、ただ微笑んでいるだけです。でも、なんとも言えないあふれ出るような妖艶な雰囲気がある気がします。
『お疲れ様。大丈夫? すぐ出来ますか?』
麻友は、少し恥ずかしそうに言います。私は、すぐに始めようと答え、そのまま寝室に移動しました。シャワーを浴びるのももどかしく、私は麻友を抱きしめました。
『あなた、愛してる。すぐに来て下さい』
麻友は、服を脱ぎながら言います。間接照明に浮かび上がる彼女の裸体は、まだどこもたるんでいない感じで、とても美しく見えます。でも、脱いだ途端に広がった精液の匂いに、私は嫉妬で息が苦しくなりました。
そして、私もすぐに服を脱ぐと、彼女を押し倒すようにして挿入しました。
『あぁんっ、あなた、すごく固い』
麻友は、気持ちよさそうに声をあげます。私は、いつもとは違う膣の感触に嫉妬心を大きくしながら、彼女にキスをしました。舌を絡ませながら腰を振ると、驚くほど早くイッてしまいました……。離れようとすると、
『待って、このまま。全部子宮に吸収してから……』
と、言いました。私は、そこで気がつきました。さっき、麻友は浩くんにも同じことを言っていました。浩くんとのセックスは、あくまで私の精液が彼の精液と競うための当て馬的なものだったはずです。
さっきの麻友は、浩くんの精液を子宮に吸収させようとしていた感じでした。浩くんの精液で妊娠する……。それは、あってはいけないことのはずです……。
『あなた、きっと妊娠できたよね?』
少し不安そうな顔で言う麻友。私は、きっと大丈夫だよと答えました。にっこりと笑いながらうなずく麻友……。私は、正直辛いなと思っていました。
しかし、やっぱり妊娠は出来なかったようで、1ヶ月後にまた浩くんが遊びに来ました。麻友も浩くんも、特に変わったところはなく、とてもセックスしている間柄には見えないです。
『そんなに慌てて食べなくてもいいよ。おかわりもあるから』
麻友は、ガツガツ夕ご飯を食べる彼に、優しく言います。麻友は、本当に優しい顔になっていて、まるで息子を見つめる母親のようです。
「ホント、麻友さんのご飯って美味しいです」
浩くんは、そんなことを言いながらおかわりをしました。私は、子供が出来るとこんな感じになるのかな? と、想像してしまいました。そのまま楽しい夕食の時間は続き、子作りの事を忘れていました。すると、
『あなた、食後のお散歩の時間じゃない?』
と、麻友に言われてしまいました。麻友は、落ち着いた顔です。とても、これから浩くんとセックスをするようには感じられない表情です。私は、そうだねと言いながら、リビングを出て玄関に向かいました。
結局、妊娠出来なかったんだなと少しがっかりしながらも、ホッとする自分もいました。今の状況で妊娠したら、それはきっと浩くんの種で妊娠したと言うことになると思います。私の精子では、確率は非常に低いからです。
私は、外に出ると、そのまま公園を目指します。歩きながらスマホを操作し、寝室に隠して設置したカメラにアクセスしました。イヤホンを耳につけ、公園のベンチに座ると、画像が表示されました。
テストしたのでよくわかっていますが、本当に鮮明に写っています。このためだけに、スマホのパケットプランも50ギガのものに変更しました。パケット量を気にせず、動画を見るためです。
ベッドの上には、腰にタオルを巻いた状態の浩くんが映っています。彼は、ベッドの中央であぐらをかくように座っています。麻友は、身体にタオルを巻いた状態でベッドの縁に座っています。
「なかなか妊娠って、しないもんなんですね」
浩くんがそんなことを言いました。
『そうね。でも、まだ2回でしょ? そんなに簡単に出来ないわ』
麻友は、そう答えます。その口調に緊張の色はなく、すっかりとこの状況にも慣れてしまった感じです。
「今日は、どうしますか?」
『もし浩くんがイヤじゃなかったらだけど、その……恋人とするみたいに……して欲しい』
麻友は、本当に恥ずかしそうに言います。顔も、赤くなっているのがわかる感じです。
「え? どうしてですか?」
戸惑う浩くん。
『うん。その方が、身体が受精モードになるんじゃないかなって。気持ちが入らないと、身体も反応しない気がするの』
「でも、正樹さんに悪くないですか? それに、僕とするのは競わせるためなんでしょ? 僕としてるときに受精モードになったら、本末転倒じゃないですか?」
浩くんは、そんなことを言います。確かに、彼の言うとおりだと思います。
『そんなことないわ。正樹さんとするときに最初から受精モードになってた方がいいでしょ?』
麻友は、そんな風に言います。
「そうですか……。じゃあ、どんな感じがいいですか?」
『任せるわ。彼女とするつもりでしてくれればいいから』
麻友は、そんな風に言います。すると、浩くんはそっと麻友の頬に手の平を当てました。そして、麻友の顔を上に向けます。少し見つめた後、そのままキスをしました。はじめはソフトに……そして、情熱的に舌を使ったキスが始まりました。
麻友は、何の抵抗もなく、それどころか自分からも舌を絡めて大人のキスをしています。私は、二人はすでにセックスまでしているというのに、たかがキスで信じられないほどのショックを受けてしました。嫉妬、怒り、悲しみ、いろいろな感情が渦巻くのがわかります。
でも、二人のキスは激しくなるばかりで、お互いに抱き合うような格好になってキスをしています。浩くんは、いったん唇を離します。そして、舌を突き出します。すると、麻友は彼の舌をついばむように舐め、口の中に入れて吸ったりしています。
どう見ても、キスを楽しんでいる……そうとしか見えない感じです。セックスして中に出される……それも異常な状況ですが、まだ許せるというか、子作りのためには仕方ないと思える私がいます。でも、キスは不要のはずです。ただ精液を競わせるのが目的ならば、事務的にするだけでいいはずです。
すると、今度は麻友が舌を突き出し始めました。浩くんは、麻友の舌に舌を絡め、同じように口に含んで吸ったりします。麻友は、嫌がるどころか嬉しそうです。
そして、浩くんはキスをしたまま麻友のタオル越しに胸を揉み始めました。小柄なのに、胸は大きい彼女。タオルの上からでも、柔らかい大きな胸が複雑に形を変えるのがわかります。麻友の息遣いが荒くなってくると、麻友は同じように浩くんのペニスをタオル越しに握り始めました。
二人は、キスをしながらお互いを愛撫し続けています。そのうちタオルも外すと、直接刺激を始めました。激しく舌を絡めながら、お互いを愛撫する二人……。本当に、恋人同士のような感じになってしまっています。
荒い息遣いの麻友。他の男の手で、感じさせられている……。私は、夫として強いショックを受けながらも、さっきから戸惑うほどに勃起しています。興奮する要素など何もないはずなのに、怒りや嫉妬よりも興奮が高まっていることに自己嫌悪すら感じそうです。
麻友は、彼の唇から唇を離すと、そのまま彼の乳首を舐め始めました。乳首を舐めながらペニスをしごく麻友……。私は、やっぱり強いショックを受けてしまいます。
「気持ちいいです。あぁ、ヤバい」
気持ちよさそうな声をあげる浩くん。本当に気持ちよさそうなのが伝わってきます。
『もっと、気持ち良くなって』
麻友は、そんなことを言いながら彼の乳首を舐め続けます。
「でも、僕が気持ち良くなっても意味ないんじゃないですか?」
浩くんは、そんなことを言います。
『そんなことないわ。浩くんが感じてるの見ると、私も興奮しちゃうもの』
麻友は、興奮気味の声で言います。妻が他の男に対して欲情するのを見るなんて、夢にも思っていませんでした。すると、浩くんはいきなり麻友の股間あたりに手を滑り込ませました。
『キャッ、ダ、ダメよ』
慌てる麻友。彼は、すぐに手を抜きました。
「ホントですね。麻友さんもメチャ興奮してる」
浩くんは、指先を麻友に見せながら言いました。彼の指先は、スマホの小さな画面でもわかるほど濡れて光っています。麻友は、恥ずかしそうに顔を赤くしながら、
『だって、浩くんのすごく固くなってるから。この前のこと思い出しちゃったよ』
麻友は、完全に雌の顔になっている感じです。夫の親族に見せる顔ではない感じです。
「じゃあ、続けますね。いっぱい気持ち良くなって、受精モードになって下さいね」
浩くんはそんな風に言って麻友をベッドに仰向けに寝転がらせる。そして、麻友の乳首を舐め始めました。
『うぅっ、あっ、んっ、気持ちいい』
麻友は、とろけたような声で言います。浩くんは、もう片方の胸も指で触りながら、乳首を舐め続けています。麻友は、声のトーンがさらに高くなり、なんとも言えずなまめかしい声になっています。
しばらく乳首を責め続けていた浩くんは、そのまま下に下がっていきます。麻友のお腹にキスをしたり、ヘソを舐めたりしながら下腹部に移動していくと、麻友はスッと脚を広げてしまいました。
浩くんは、麻友のアソコに顔を近づけ、舌を這わせていきます。麻友は、抵抗することも恥ずかしがることもなく、浩くんにアソコをさらけ出しています。
ピチャピチャという湿った音が響き、麻友の声もどんどん大きくなっていきます。
『うぅっ、あっ、アンッ、気持ちいい、ダメ、イッちゃうわ、もう、来て、入れてっ』
麻友は、余裕のない声で叫びました。すると、彼は舐めるのをやめ、麻友の横に座りました。
「今度は、麻友さんが舐めてよ」
大きなペニスをさらけ出しながら、そんな指示をする彼……。それにしても、立派なペニスです。太さも長さも、私の比ではない感じです。
『イジワル。じゃあ、舐めるわよ』
麻友は、少しだけ不満そうに言うと、すぐに彼のペニスを舐め始めてしまいました。