2021/03/01
嫁の浮気相手は、ハゲた中年太りのおっさんだった7(オリジナル 転載禁止)
前回の話俺は、ただただ絶望的な気持ちになっていた。久美は、激しく身体を震わせてイキ果てながらも、また川井にキスをしている。川井は、ほとんど何もしない。ただ、久美が一方的にキスをしたり腰を振ったりしているような状況だ。
川井は、興味がなさそうな冷めた目で久美のことを見ている。早く終わらないかな? とでも思っているような態度だ。それに引き換え、久美は愛し合っているような気持ちのこもったセックスを続けている。俺は、久美に足で踏まれてイッてしまい、床に精液をぶちまけてしまった。情けない気持ちと絶望感に包まれながらも、どうしても興奮が収まってくれない。
『イクっ、川井さん、イキますっ! 久美イッちゃうっ、川井さんのおチンポでイクっ!!』
久美は、はしたない言葉を口にしながらイキ果てる。もう、顔はとろけすぎてわいせつ物のような感じになってしまっている。
久美は、そのまま腰を振り続け、続けざまに3回イッた後、身体をぐったりと川井にもたれかからせた。
「もう、満足ですね?」
川井は、そう言って久美をソファに座らせる。そして、ティッシュでペニスを綺麗にしながら、
「わかってもらえましたか? 奥さんの方が、どうしてもって言うからしただけなんです。恨まないで下さいね」
と、言う。そして、そのまま服を着ると、さっさと部屋を出て行ってしまった。
久美は、まだぐったりしたままソファに横たわっている。俺が、
「どういう事なの? もう会わないって言ったでしょ?」
と、問い詰めると、
『ごめんなさい。もう会わないって思ってるのに、ダメだって思ってるのに、思い出しちゃうの……。あなたも見てたでしょ? 川井さんの大きなのを入れられると、頭が真っ白になって、なにも考えられなくなっちゃうの……。どうしたら良い? どうしよう……ダメなのに、考えちゃうの……』
久美は、本当に苦悩している顔で言う。そして、ボロボロと涙をこぼし始めた。俺は、とりあえず妊娠の可能性のことを尋ねた。
『危ない日だから……。もしかしたら……』
久美は、言いよどむ。俺は、アフターピルを飲むしかないのだろうか? と、久美に質問した。
『……うん』
久美は、凄く言いづらそうに答える。そして、色々と心当たりをあたり、夜間でもやっているクリニックでアフターピルの処方を受けた。
それを飲み終えると、久美は憑き物が取れたような顔になり、
『もう、絶対に会わない。あなた、もう一度だけチャンスを下さい』
と、真剣な顔で言ってきた。俺は、すぐにうなずいて彼女を抱きしめた。でも、抱きしめながらも、正直半信半疑だった。そして、最悪なことに、俺はまた川井に抱かれる久美を見たいと思ってしまっていた……。
それからしばらくたち、久美には無事に生理が来た。ホッとする俺と久美。そして、俺たちは本格的に子作りを始めた。基礎体温をしっかりと取り、周期に合わせてセックスをする……。俺は、幸せを感じながらも、あの時の脳がしびれるような強烈な興奮を思い出していた。再び見たい……。そんな気持ちばかりが強くなっていった。
そして、半年が経ち、俺は結局川井に連絡を取ってしまった。
「意外に、遅かったですね。もっと早く電話してくるかと思ったのに」
川井は、あの時の恐縮した態度ではなく、横柄な態度だ。でも、俺は何も言うことも出来ず、話を続ける。いきなり家を訪ねて、久美を抱いて欲しい……そんな、気の狂ったような話をした。
「良いですよ。どうするんですか? ご主人は、どこで見るんですか?」
川井は、そんな質問をしてくる。俺は、カメラをセットしておくので、それで見るつもりだと言った。
「すっかりハマったみたいですね。じゃあ、どうしますか? 何か、リクエストはありますか?」
川井は、余裕の声だ。いきなり尋ねて、久美が断るという可能性をまるで考慮していない感じだ。自分が行けば、久美は確実に身体を許す……。そう思っているような感じだ。
俺は、中に出す以外は好きにしてくれと言った。
「本当に、中に出さなくても良いですか? 見たいんでしょ?」
川井は、馴れ馴れしい口調で言ってくる。俺は、妊娠したらどうするつもりだと言った。すると、川井は意外な告白をしてきた。パイプカットをしているそうだ。
「セックスして欲しいって女性が6人くらいいるんで、何かあったら面倒なんで」
川井は、そんなことを言う。別に自慢している感じでもなく、淡々とそんなことを言う彼に、俺は怯んでしまった。こんなにハゲ散らかした不潔そうな醜男でも、巨根とセックスのテクニックで、6人もセフレがいる……。俺は、雄としての敗北を強く感じてしまった。
俺は、パイプカットしているなら、どうして言わなかったのかと質問した。
「妊娠しないってわかってたら、興奮しないですから。夫じゃない相手に孕ませられるかもしれないってことが、興奮に繋がるんですよ」
川井は、得意気にレクチャーをしてきた。俺は、何も言い返せず、そうですかとだけ言った……。
「じゃあ、明日、なんとか時間作って行くようにします。お礼は、良いですよ。久美はなかなかの名器なんで、こっちも多少は楽しめますからね。無料にしておきます」
川井は、そんなことを言って電話を一方的に切ってしまった。俺は、ただただ屈辱を感じながらも、股間は信じられないくらいにいきり立ってしまっている。そして、俺はすぐにカメラの設置を始めた。玄関とリビング、寝室のコンセントプレートを交換し、3台のカメラをルーターに接続した。そして、ノートパソコンとの接続を確認した。
うちは、もともと防犯カメラの兼ね合いで固定IPを利用しているので、あっけなく接続は確立した。そして、スマホのテザリングで接続して視聴を開始すると、意外なほどの滑らかな動画が映った。
俺は、準備が終わると同時に、罪悪感が強くなってきてしまった。こんなことをしていいのだろうか? 盗撮なんて、許されるのだろうか? 夫婦とは言え、さすがにこれはやりすぎ……。そんなことを思ってしまう。
そんな風に逡巡していると、久美が戻ってきた。
『ただいま~。早かったんだね。ゴメンね、ご飯すぐ作っちゃうね』
久美は、少し驚いたような顔で言う。俺は、その代り明日は結構遅くなると言った。
『そうなんだね。お疲れ様。ご飯作って待ってるね』
久美は、優しい顔で言う。俺は、優しい顔で微笑んでいる久美を見て、あの時の姿は幻だったのだろうか? と、思ってしまった。俺が見ているのも気にせず、ひたすら快楽を追い求める姿……。妊娠しても良いから中に出してと叫んだ姿……。
今の久美の姿からは、想像も出来ない。そして、俺は思った。明日、きっと久美は川井のことを拒絶するはずだと……。
その夜、久美は、
『あなた、明日遅いなら、今日良いですか? 本当は明日の方が良いと思うけど、今日でも大丈夫なはずだから』
と、言ってきた。俺は、ドキッとしてしまった。明日は、妊娠する確率の一番高い日……。俺は、たまたまとは言え、最悪なタイミングで川井に連絡をしてしまったということになる。
そして、夜になると久美と子作りをした。久美は、セックスになると、あの時の片鱗を見せ始める。
俺の乳首を舐めながら、指でカリ首のあたりを刺激してくると、
『フフ。おチンポカチカチだよ。興奮してる? どうしたの? いつもより元気みたいだよ』
と、嬉しそうに言ってくる。俺は、清楚な女性に戻った久美が、急にこんな風に卑猥な言葉を口にするのを、ものすごくドキドキしながら興奮していた。俺は、久しぶりだからだと告げる。
『私も、興奮してる。早くして欲しかった。まさるさんのおチンポ、入れて欲しいって思ってた』
うわずった声で言いながら、久美は俺のペニスをくわえてくる。そして、口の中に含むと同時に、強烈なバキュームが始まり、舌もあらゆる場所に絡みついてくる。俺は、一気に射精感が高まり、余裕のない状態になってく。
久美は、卑猥な音を立てながらペニスを責め立てる。同時に、指も乳首に伸びてくる。さらに射精感が高まる俺に、久美は嬉しそうな顔で、
『気持ち良い? でもダメだよ。出すのは、オマンコの中にだよ。お口でイッても、妊娠出来ないよ』
と、言ってくる。そして、俺にまたがると、すぐに腰を振り始めた。
『すごく固いよ。気持ち良い。まさるさんのおチンポ、固くて気持ち良いの』
久美は、そんな風に言いながら腰を前後に動かし続ける。俺は、まるで手で握られているような強い刺激に驚きながら、あっけなく射精感が限界に近づいていく。
俺は、腰を動かし続ける久美を見て、どうしても比べてしまっている。川井とセックスをしているときは、久美は我を忘れるくらいに感じていた。あえぎ、叫び、よだれや涙まで流していた。それに比べると、今の久美の姿は余裕がありすぎてしまうように感じる。
俺とのセックスは、たいして気持ち良くないのだろうな……。そんな風に思ってしまう。俺は、悔しい気持ちを感じながらも、イクのを必死でこらえていた。川井は、久美が何度もイキ果てても、簡単にはイカなかった。俺は、対抗心を燃やすように必死で堪え続ける。
すると、久美が身体を折り曲げて俺の乳首を舐めてきた。乳首を舐めながらも、激しく腰をグラインドさせ続ける久美。俺は、さらに快感が高まってしまい、結局すぐに射精を始めてしまった……。
『フフ。いっぱい出てるね。これで、妊娠したかな?』